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道端で芸術鑑賞!Vol.2〜野毛大道芸〜

日本ではまだまだ数の少ない大道芸フェスティバルをご紹介するこのシリーズ。今回は横浜市のJR桜木町駅付近で行われている「野毛大道芸」をご紹介します。

JR桜木町駅の東口から広がる野毛商店街は、もともとはたくさんの人々で賑わっていた街でした。しかし、反対側の西口から広がるMM21(みなとみらい21)や横浜駅西口などの近隣地区がにぎわってゆくにつれて、商店街の活気は徐々に失われてゆきました。その状況を打破しようと地元商店街の店主らが集まり、「野毛地区街づくりを考える会」を結成。そして、1986年から「野毛大道芸フェスティバル」が始まったのです。

このフェスティバルは、春と秋の年2回開催され、横浜の名物になっていきました。当初は2日間だけのお祭りでしたが、19回目を迎える1995年から「大道芸ウィーク」として期間を延長し、場所もみなとみらい地区にまで広げて展開されていきました。

勿論、メインイベントは野毛商店街での2日間にわたる「野毛大道芸」ですが、他にもランドマークホールでの「インターナショナルコメディ・シアター」、日本丸周辺での「路上パフォーマンス」、野毛柳通り周辺での「野毛流し芸」などが行われ、フェスティバル期間中は、横浜の街全体が大道芸であふれかえっているのです。

そして、第26回目の「野毛大道芸フェスティバル」の時期が近づいてきました。今年は4月20日(土)・21日(日)の2日間がメインイベント。その1週間前の13日には、「大道芸の街らしく、大衆芸能の殿堂を作ろう」と、長年計画されてきた芸能文化施設「横浜にぎわい座」がオープンします。

「横浜にぎわい座」は、大衆芸能が楽しめる「芸能ホール」や、自由な創造の場となる「小ホール」など 横浜の芸能文化の鑑賞・練習・創作・交流の拠点となる施設です。この施設のオープンイベントとして、大道芸の公開練習や、パントマイムワークショップ、フェイスアートワークショップ等々、直接パフォーマンスに触れられるイベントが盛り沢山に予定されています。

街を活性化させようと始めた小さなお祭り。それが文化施設を建設するに至るほど大きく広まっていくとは…。そんな大きなパワーを持つ大道芸フェスティバル。春の陽気に誘われて、一度足を運んでみてはいかがですか?



(文・K)2002/3/18