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今月のテーマ
予算100万円で、どんなPRをしてみたいですか?


「演劇タイムズ」はそれぞれのメルマガスタンドから、演劇ファン、劇団関係者、フリーの俳優、プロデューサー、公共ホールの事業担当者、演劇鑑賞団体の方々など、800名以上の方々にご登録いただいております。

そこで、このコーナーでは、一つのテーマについて、それぞれの立場から自由なご意見をいただきながら、ゆくゆくは、全ての演劇ファンにとってのサロンのようになれればいいなと夢見てます。

今回の募集テーマは「あなたが演劇の宣伝マンだったとしたら、予算100万円で、どんなPRをしてみたいですか?」です。さてさて、どんなご意見が届いているのでしょうか?

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まずは、ハンドルネーム「キノピー」さん(鑑賞団体会員)からのご意見―――。

映画の試写会のように、お芝居試演会をします。キャパいっぱい招待し、観終わったら合評会(交流会)を開き少し接待などしたりして・・・。作品の思いや色々意見交換し、次ぎの宣伝マンになってくれそうな予備軍を増やします。

同じように、「次の世代を育ててゆく」ということで、匿名さん(公共ホール職員)からのこんなご意見も届いています。

公共ホールのロビーにマッサージチェアーを買ってモニターとDVDをつけてリラックスしたなかで映像として芝居を見せていく。

「演劇探検隊」を募集し、いま面白いお芝居を体験しにいかせ、宣伝する芝居と抱き合わせにして双方体験させる。地道に芝居を楽しむ人を育てていく。

一度に、ドバッと劇場に来てもらうよりも、少しずつでもいいからお芝居を楽しんでくれる人を増やし、広めてゆこうというものです。これって、本当に大切ですよね。

ちなみに、パルテノン多摩では演劇探検隊をいろんな小劇場劇団に派遣しているようです。このシステムの可能性はまだまだ広がると思うのですが、全国の公共ホールの皆様、いかがでしょう?

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そして次は、ハンドルネーム「ひらりん」さん(40歳・教員)からのご意見。

ひらりんさんは、「演劇タイムズ」バックナンバーから、通常の宣伝広告費(チラシやDM)にどれくらいかかるかを割り出してくださいました。その経費が520,032円、予算残額は48万円。

300人規模の劇場を6ステージ満席にすることを想定して、観客数ひとりあたりにかけられる残りの広告費は266円!このなかでどんなここができるのか…。名づけて、「おとクーポン」作戦!

まず、劇場近くの飲食店の広告を無料で出す代わりに、「ドリンクサービス」の特典をもらう。「リピーター特典」として、過去の半券持参でチケット料金を値引き。「ネズミ講式おともだち開拓特典」として、リピーターが新規のお友達を連れてきたら値引き。「チラシクーポン」として、チラシ持参で値引き。これらの値引きにかかる費用が、ざっと42万円。

以上4つの値引き作戦で、来てくださるお客様にお得感を与えます。
そして―――。

・劇評投稿特典
雑誌はもちろんのこと、インターネット上の劇評サイトなどで、上演作品の劇評を書いてくれた人に謝礼金を。1件ひとりについて1000円。定額小為替にして、発行手数料10円と送料80円とで、一件あたり1090円。30件程度を想定して、かかる経費は32,700円。

・上演終了後に抽選会
一公演にひとり、東京ディズニーリゾートのスターライトパスポートが当たる!カーテンコール時に役者が抽選します。1枚4500円×6公演分で、かかる費用は27,000円。

「おとクーポン」作戦にかかる経費をすべて合わせると、479,700円。チラシ、DM代と合わせた総経費は、999,732円。

ここまでやってくれると、爽快ですね!劇評を書いてもらうことで、公演の対外的なアピールにもなりますし、ディズニーのパスポートが当たるとなると、お芝居を観るということがイベントそのものになって、楽しさが倍増しそうです。

そして、ひらりんさんのご意見の最大のポイントは、お客様との信頼関係「リレーションシップ」(※)が図れるということ。ただ、もので釣る、と言うのではなく、来てくださったお客様1人1人に対して、「来てくれてありがとう」という感謝の気持ちを持ってサービスを提供する。

小さな商店街のお店であっても、大きな企業であっても、お客様の喜ぶ顔を望まないものはありません。それは演劇業界でも同じです。「オレの芝居を見せてやってる」なんていう横柄な態度では、どんなに演技が上手くて、どんなに素晴らしい作品であっても、理解されるのはなかなか難しいですから……。

 ※リレーションシップ
   演劇タイムズバックナンバー
   「演劇をビジネスに!アートマネジメントを学ぼう!」#17参照
   http://www.drama-edu.net/column/backartmoney.html

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その他にも、こんなユニークなご意見が――――。
匿名さん(劇団プロデューサー)からのご意見。

ぱーっと温泉ツアーを組んで、大広間でお芝居しちゃって、温泉三昧。とか、PRに使わないで、みんなで山分け。その方が、営業する元気につながったりして。

山サルさん(演劇プロモーター)からのご意見。

東京スカパラダイスオーケストラなんかにターゲットとなる年齢層のいるところで、チンドン屋をして貰う。

演劇関係者の皆さんのご苦労が伺えます……。

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この他にも、いろいろなご意見を頂きました。
中には、「実はこういうことを…」と、こっそり劇団独自のPR方法を教えてくださったプロデューサーの方もいらっしゃいました。でも、残念ながらこれは企業秘密。お伝えすることができません…。

それにしても、皆さんの舞台にかける情熱がムンムンと伝わってくるご意見ばかりでした!ありがとうございます!

また、読者の皆様からのご感想や異論・反論も、随時こちらのコーナーで掲載させていただきますので、お気軽にメールをお寄せくださいね。

さて、第3回目の募集テーマはこちら……

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   理想の劇場をつくれるとしたら、どんな劇場を作りますか?
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劇場は、お芝居を観るのに欠かせない場所。雰囲気やキャパシティ、立地など、求められるものも多岐にわたります。

身近なところでも、「帝国劇場はでかすぎる!」とか、「○○劇場は、小屋はいいんだけど、駅から徒歩30分なんだよなぁ」などと、劇場に対する苦情や注文を沢山耳にすることがあります。

そこで、あなたがもしも無尽蔵にお金を持っていて、理想の劇場をつくれるとしたら、どんな劇場を作りますか?もちろん、突拍子もないようなアイデアでもOK。
自由な発想をお待ちしております!


ご意見はこちらまで――――――――
   goiken@drama-edu.net
    ・ 締切は10月5日(火)です。
    ・ 特定の個人・団体を誹謗・中傷するご意見は掲載不可です。
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メールフォームに「ご意見」とお書きの上、本文中にハンドルネームと年齢、ご職業をお忘れなく。本名やメールアドレスなどは一切公表いたしませんが、もし、公表を希望される方がいらっしゃいましたら、そのむねお書き添えください。

どしどし、ご意見をお送りくださいね。お待ちしてます!

※特定の個人や団体を誹謗・中傷するようなご意見は一切掲載いたしません。
 その他、テーマから著しく異なる内容はご遠慮下さい。

※こちらのテーマは締め切りました。
 たくさんのご意見、ありがとうございました。
 ご意見、ご感想などがあれば、メールフォームよりどしどしお寄せ下さい!
 お待ちしております!


(文・O)2004/9/13