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今月のテーマ 現代のニッポン演劇の「王道」とは? 「演劇タイムズ」はそれぞれのメルマガスタンドから、演劇ファン、劇団関係者、フリーの俳優、プロデューサー、公共ホールの事業担当者、演劇鑑賞団体の方々など、800名以上の方々にご愛読いただいております。 皆さんと一緒に、一つのテーマについて、それぞれの立場から自由なご意見をいただくこのコーナー。今回のテーマは「現代のニッポン演劇の「王道」とは?」です。さてさて、どんなご意見が届いているのでしょうか? +−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+− まず、今回のテーマに関して、「歌舞伎」「能」「狂言」「落語」といった、古典芸能を挙げられる方がとてもたくさんいらっしゃいました。ただし、皆さん「敢えて王道というならば…」という注釈付き。「ニッポン演劇の王道」が、なかなか見つからないと言うのが、皆さんの共通見解のようです。 ニッポン演劇の王道はないのか?という疑問にズバリと答えて下さったのが、匿名希望さんのこちらのご意見―――。
確かに、日本の演劇史を振り返ってみると、次々に新しいものが登場しながらも、それによって大きな変革はもたらされず、古いもの、新しいものなどがそれぞれ“別々に”生き残ってきている感がありますね。 王道を築き上げるというよりも、常に他とは違うことをやろうとして新たなジャンルが出来上がり、従来のものはそれを受け入れずに独自路線をひた走る……。 匿名さんのおっしゃることは、日本演劇界をズバリ斬っているご意見かも。 最近は歌舞伎を野田英樹さんが演出されるなど、ねじれの位置同士にあるジャンルが融合されはじめてきました。この流れは、今までの流れを変えてゆくことができるのでしょうか? +−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+− 「こういうものに王道になって欲しい」というご意見もたくさん頂きました。 例えば、ハンドルネーム「cheekee」さん(俳優・33歳)からのご意見――――。
そして、ハンドルネーム「キミキミ」さん(公共文化施設職員)からのご意見―――。
伝統芸能を見直そうというご意見は、本当にたくさん頂きました。cheekeeさんのおっしゃるとおり、伝統芸能だけでなく、日本の歴史自体を知らない日本人があまりにも多すぎるように感じます。 日本の伝統文化や、日本の戦争の歴史、どういった経緯で今の社会があるのか。 また、 それについて日本人がどう考えているのか。一体、どれだけの日本人が答えることが出来るでしょうか。 色々な意味で、古典を見直すことが必要なのかもしれませんね。 +−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+− そして、こちらは最近の演劇事情から見た、ハンドルネーム「真田克幸」さん(大学生・24歳)からの納得のご意見―――。
確かに、日本のゲームやアニメというのは、いまや世界に誇る文化の一つとなっていますよね。非現実的な世界の中から、現代にフィードバックさせられるようなテーマ性を強く感じられることがあります。 直接的にドーンとぶつけられると拒否してしまうような現代人に対して、大切なテーマを伝えるための1つの手段としても、「マンガ的演劇」は大きな役割を果たしているのかもしれませんね。 +−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+− 次に、ハンドルネーム「KAZ」さん(俳優・36歳)からのご意見―――。
そうなんですよね。教育機関が必要ですよね。 このことに関しては、長く議論されているにも関わらず、なかなか実現に向けての具体的な動きが見えないのが実情です。でも、日本劇団協議会では、そういった教育機関を作ろうという動きが、徐々に出始めているようですよ。 この動きに、是非期待したいものですね。 +−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+− そして、最後にユニークなご意見をご紹介しましょう。 ハンドルネーム「うなぎイヌ」さん(32歳・公共文化施設職員)からのご意見―――。
次に、匿名希望さんからの、ちょっと耳の痛いご意見も―――。
+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+− 今回も、本当にたくさんのご意見を頂きました。ありがとうございました。 皆さん、「難しい!」「王道なんてないんじゃないの?」とかなり苦悩しながらも、日本の演劇界にも、世界に誇れる王道があるべきだ、作って行かなければ!という、熱い思いを持っていらっしゃるのを、ひしひしと感じました。 このテーマに関しては、今後も考えてゆきたいですね。 さて、第6回目の募集テーマはこちら…… −−−−−−−−−−−−−−−−−− 演劇人は、こんな“仕事”をするべきだ! −−−−−−−−−−−−−−−−−− “仕事”といってもアルバイトではなく、演劇のノウハウや技術を活かして、人や社会や経済に役立つ“仕事”です。 演劇という可能性は劇場の中だけでなく、もっともっといろんな場所にあるはず。これからの演劇人に、「もっともっとこういうことをやって欲しい!」という願いや注文など、自由なご意見をお寄せください。お待ちしております! ご意見はこちらまで―――――――― goiken@drama-edu.net ・ 締切は1月11日(火)です。 ・ 特定の個人・団体を誹謗・中傷するご意見は掲載不可です。 ―――――――――――――――― メールフォームに「ご意見」とお書きの上、本文中にハンドルネームと年齢、ご職業をお忘れなく。本名やメールアドレスなどは一切公表いたしませんが、もし、公表を希望される方がいらっしゃいましたら、そのむねお書き添えください。 どしどし、ご意見をお送りくださいね。お待ちしてます! ※こちらのテーマは締め切りました。 たくさんのご意見、ありがとうございました。 ご意見、ご感想などがあれば、メールフォームよりどしどしお寄せ下さい! お待ちしております! |
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(文・O)2004/12/13
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