under


 
 
今月のテーマ
    ワークショップ選びのコツは?


「演劇タイムズ」はそれぞれのメルマガスタンドから、演劇ファン、劇団関係者、フリーの俳優、プロデューサー、公共ホールの事業担当者、演劇鑑賞団体の方々など、800名以上の方々にご愛読いただいております。

皆さんと一緒に、一つのテーマについて、それぞれの立場から自由なご意見をいただくこのコーナー。今回のテーマは「ワークショップ選びのコツは?」です。
さてさて、どんなご意見が届いているのでしょうか?

+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−

街中には、最近「ワークショップ」と名の付くものが溢れています。しかし、実際にワークショップって何?とか、ワークショップを受けてみたいけど、どれを受ければいいのか分からない!という人も多いはず。
そこで、今回のテーマは、「ワークショップ選びのコツは?」です。

まずは、匿名希望さん(某職業劇団員)からのご意見――――。

ご存知のとおり、最近は本当に色々なところで、いろいろなワークショップが行われています。目的も、規模も、参加者もさまざまです。

選ぶポイントはやはり、“目的"ではないかと思います。「ある作品を作るにあたっての、プレ稽古のようなもの」「俳優としてのスキルアップを狙ったもの」「特定の技術取得のため」などは、目的も、対象もはっきりしていますが、漠然と「自己表現のため」とか、「心身の解放のため」というのは、詳しい趣旨を主催者に尋ねてから選んだほうが良いのでは…と思います。また、対象者をはっきり明記していないものも、問い合わせが必要では…。

日本の場合、演技の方法論や創作プロセスも千差万別。「自己表現」や「自由な演技」というキーワードが入っている場合は、その劇団や演出家の独自の方法の伝達であるケースがとても多くあります。

それだけに、内容もそれぞれ。
リラクゼーションだったり、身体の表現力育成のためのエチュードだったり、コミュニケーションだったりと、そのパターンは一言では語れないくらいで、わざわざスタジオに行ってみたら「期待していた内容と違った!」ということもしばしばです。

ワークショップに参加する場合は、説明文をよく読んで、あらかじめ内容を良く理解しましょう。それでも「ちょっとあいまいだな?」と思ったら、すぐに主催者に問い合わせをして、開催しているワークショップの「目的」「趣旨」を確認するのことが大切ですね。

+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−

また、受ける側の意志もしっかりさせようという、KAZ(俳優)さんからのこちらのご意見――――。

多分そのワークショップがどうであるか、ということじゃなくて、受ける側が何を必要としているかがポイントなのではないだろうか?

あの人のワークショップを受けてみたいとか、難しいやつを受けてみたい、外国講師の講義を受けてみたいなどなど。受け側が何を学びたいのかを明確にするのが一番じゃないだろうかね?

漠然とワークショップに参加するよりも、目的意識を強く持って臨んだほうが、考え方や技術が身につきやすいのは当然です。

また、ビギナーの場合には、いろんなことを勉強しようとするよりも、まずは「思い切り楽しむこと」という目的を強く持ってワークショップに参加したほうが、面白さは倍増ですね。

「学ぶ」にしても、「楽しむ」にしても、どうして自分はこのワークショップを受けているのか?ワークショップから得たものとは何なのか?を問いかけながら参加すると、充実度もグッと変わりますものね。

ところで最近は、“自分探し”のためにいろんなワークショップを転々とするうちに、ワークショップ慣れして、新鮮な感覚で学べなくなる俳優も少なくないとか。また、ワークショップだと思って行ったら、オーディションを兼ねていて、のびのび楽しむことが出来なかったなんていう悲しい報告もあります。

んー。自分の中の目的を明確にする。これは必須かもしれませんね。

+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−

こちらは、「講師で選ぶ」というMAZDA(俳優)さんからのご意見――――。

私は、まず講師が演出家である、または、演出家としての目を持っているベテランの役者さんであることがポイントだと思います。ただ、一緒に楽しく!というよりは、人の見方や、人の引き出し方もすごく勉強になるからです。

あと、講師が今までやってきたワークショップの詳細とか、その人の作品も調べますね。どんなに惹かれるうたい文句でも、実際に行っていることが自分の興味のあるものなのかどうかって、その人の作品を観ればある程度判断できると思います。

MAZDAさんのように、俳優としての活動がベースにあり、さらなるスキルアップなどを目指していらっしゃる方の場合は、すでに目的がはっきりしています。そういった場合、やはり講師が一番のこだわりになるようですね。

今では、インターネットである程度のことまでは調べられますし、参加者の声が載っているホームページも多数ありますから、ワークショップ選びの際には、是非役だてて頂きたいですね。

+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−

さて、次回の募集テーマはこちら……

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  求む!演劇界を盛り上げるこんなチケット販売システム!
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

最近ではイープラスをはじめとするインターネットのチケット販売システムが登場して、チケットを獲得するのもずいぶんと楽になりましたね。
チケットがもっと安かったり、もっと購入しやすかったりすれば、演劇ファンの数ももっともっと増えるはず。

そこで!「こんなチケットがあればなぁ」「こんな購入方法だったら楽なのになぁ」「こんな割引システムがほしいなぁ」というご意見を、皆さんの自由な発想でお寄せください!

さらに、今回のテーマに関してお寄せいただいたご意見は、演劇タイムズ編集部が都内の劇場に提案するという特別企画も進行中。
たくさんのご意見、お待ちしています!

ご意見はこちらまで――――――――
   goiken@drama-edu.net
    ・ 締切は5月4日(水)です。
    ・ 特定の個人・団体を誹謗・中傷するご意見は掲載不可です。
 ――――――――――――――――

メールフォームに「ご意見」とお書きの上、本文中にハンドルネームと年齢、ご職業をお忘れなく。本名やメールアドレスなどは一切公表いたしませんが、もし、公表を希望される方がいらっしゃいましたら、そのむねお書き添えください。

どしどし、ご意見をお送りくださいね。お待ちしてます!

※こちらのテーマは締め切りました。
 たくさんのご意見、ありがとうございました。
 ご意見、ご感想などがあれば、メールフォームよりどしどしお寄せ下さい!
 お待ちしております!


(文・O)2005/4/11