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悩まず進め!! 〜劇団かかし座〜
日本で活動している劇団は数限りなくあります。しかし、そのほとんどが一般に知られていないのが現状です。日本の演劇業界が、他のエンタテイメント業界、アート業界に比べ、マイナーであり続けているのには、必ず、明確な問題があるはず―――。 このコラムでは、現在活躍している劇団に取材し、劇団の現状やそれぞれが抱えている問題点、演劇全体が広く社会に認識されるにはどうしたらいいのかなどのテーマを共に考え、演劇の魅力をより多くの方々へ知っていただくための方法を考察してゆきます。 第33回目の今回は、劇団「かかし座」です。 ●劇団かかし座 1952年、後藤泰隆(とうたいりう)によって創立された、日本初の影絵専門の劇団。当初、NHKの専属劇団としてテレビ影絵劇の上演をスタート。その後、技術の発達にともない全国巡回公演を開始。 影絵の世界が持つ「人々の心を無限の想像へ駆り立てる、ふしぎな性質と魅力」をもって、たくさんの人々の心に夢を育てたいという思いで、TV、映画、舞台、出版などを通じて提供し続けている。 また、近年では新しい技術を取り入れながら、影絵劇の新たな可能性を模索している。 ●劇団代表・後藤圭さんにお話を伺いました 日本には、影絵を専門とするプロの劇団が非常に少ないのをご存知ですか?実は、7〜8団体しかないそうです。でも、皆さんの心のどこかに、昔見た懐かしい影絵の不思議な世界が広がっているはず。 子どものころに見たNHKの影絵劇や、昔教えてもらった手影絵。振り返ってみると、いろいろな思い出が出てくるのではないでしょうか。そのほとんどが、かかし座さんのお仕事だったようです。 今回は、日本を代表する影絵専門の劇団「かかし座」の代表・後藤圭(ごとう・けい)さんに、影絵の世界の裏側と、今後の方向性についてお伺いしました。
後藤さんは、とても明るくフレンドリーな印象をうけました。舞台芸術を取り巻く環境を話す時、私を含めほとんどの方が眉間にしわを寄せて語るのに対し、後藤さんは笑顔でこうおっしゃいました。 「問題は山積み。でも、悩んでいても仕方ない。新しいものをドンドンと取り入れて、前に進むことが一番大切ですよ」 このフットワークの軽さが、50年以上も影絵劇団のトップとして存続し続ける秘訣なのかもしれませんね。
劇団かかし座ホームページ >>> http://www.kakashiza.co.jp/ |
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(構成/文・O)2005/7/25
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