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〜全国の演劇ワークショップ体験リポート〜 |
この日は全6回のワークショップの第4回目。会場となる池袋コミュニティ・カレッジの一室では、ワークショップのスタート前からすでに気心の知れた参加者の皆さんの笑い声が響いていました。
PM7:15 さて導入としてのサイコロトークが終わると、いよいよ本題のエチュード(=即興演技)へ。参加者がそれぞれ2人組に分かれると、村上さんは1枚の紙を各組に配りました。
紙には村上さんが考えたいくつかの設定が書かれています。 これを各組で好きなものを1つ選び、打ち合わせなしの即興で演じてゆくのが次のエクササイズ。 さらに、演じはじめて2分30秒経つと、自動的メロドラマのようなBGMが流れてくるというルールがあり、即興ながら、いかにドラマチックに盛り上げられるかがポイントなのです。
2人組のエチュードに続いて、今度は3人1組でのエチュードへ。今度は設定も各チームのフリーに。 しかし、ここでひとつだけルールがあります。それは“いいシーン”をつくるということ。 ちなみに、“いいシーン”とは、見ている人が「ああ〜、いいなあ」と心惹かれるものなら何でもOK。 とはいっても、それって一体どんなシチュエーションがあるんでしょう?各チームは内容を打ち合わせるべく、15分間の作戦タイムへと突入しました。 PM8:35 作戦タイムが終了、各チームごとの上演へ。 15分という短い時間では、細部までを打ち合わせることは不可能。そこで各チームとも大枠を決めたら、後は“出たとこ勝負”の即興演技。果たしてどんなものになるやら?各チームともドキドキです。
「路上で自らの主義主張を叫ぶ若者たちが、いがみ合いの果てに和解する」話から、「青年がお婆さんに恋の悩みを打ち明ける」話、さらには「突然、産気づいた女性を通りすがりの男が戸惑いながらも介抱する」話などなど。
「与えられた設定・ストーリーを、観ている人にいかに面白くみせられるか、伝えられるか。それが役者さんのお仕事だとすれば、即興での演技は、役者としての“瞬発力”を磨くのにちょうどいいんです。観客を楽しませるためのアイデアやテクニックや度胸、ここではそのための引き出しをたくさん発見してもらえればと思っているんです」 PM9:28 3時間に及んだワークショップがついに終了。 このワークショップでは、回を重ねて最終的に何かひとつの作品をつくってゆくのではなく、今後もこうしたエクササイズを重ね、ひたすら演技のトレーニングを進めてゆきます。まさに演じるための“道場”のよう。
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