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デザインの専門学校生がライブなコミュニケーションを求め演劇公演(北海道)

  今月の30日、札幌市内のデザイン専門学校の卒業生が同校の講師とともに、演劇公演 を行なう。公演のタイトルは「リアクティブ(反動)」。演じる側と観客とが刺激し合い、 反応し合うことを願ってつけられたという。
出演する学生たちは、コンピューターグラ フィックス(CG)やイラストなど、普段は人前に立つことの少ないクリエーターたち。 そんな彼らが、今回このような舞台活動を行なった背景には、演劇活動が盛んな札幌の 土地柄のさることながら、人と人とがダイレクトにコミュニケートできる演劇表現その ものの魅力に、彼らが大きな意義を見出したことが挙げられるのではないだろうか。
ど んなにテクノロジーが発達し、芸術表現が変容しようとも、人と人とがライブで繋がる 舞台表現のジャンルは、決してなくなることはないのではないだろうか。
2002.03.21
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気持ちの通い合う卒業式の新たなスタイル登場(東京)

  学校教育の権威と厳粛さを強調してきたこれまでの卒業式から、卒業生主役の卒業式 に。
茨城県では、体育館の中央にステージを組み、ステージを挟んで卒業生と在校生が 向かい合う「対面式」なる新しいスタイルの卒業式が増えている。主役である卒業生の 表情が周囲によく見えることで、参加者の気持ちが通じ合いやすく、会場の一体感も高 まることから、茨城県では3年前から多く実施されている。
演劇教育の最大のテーマは 人と人とのコミュニケーション。その意味からも形式的な厳粛さよりも参加者同士の交 流を重視したこの新しいスタイルはとても素晴らしいものといえるでしょう。
2002.03.19
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大学生が先生に。学校の門戸は広がりはじめる?(東京)

  中央大など東京都の12の大学が、新年度から都内の公立小中学校174校に学生を派 遣する「学生教育ボランティア」制度をスタートさせる。派遣される“学生先生”は一 般教科に限らず、部活動や総合学習、子どもたちへの個別指導など、その受け入れ先は 多岐にわたり、学校教育にまたひとつ幅が広がりそうだ。
これは先日の元そごう社長の県立高校校長就任(3/1・奈良)や、地元の芸術家を非 常勤特別職員として採用する(3/4・茨城)ニュースと共に、新年度に向け学校教育が 外部へ門戸を広げてきている、ひとつの現われといえるだろう。多くの人材が教育の現 場に参加することで、演劇教育の分野もさらに活性化されることは間違いない。
2002.03.18
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郷土芸能の引継ぎを通じて、子どもたちに活発な交流(和歌山)

  和歌山県清水町二川地区に伝わる郷土芸能「二川歌舞伎」を、町立城山西小の6年生2 人が下級生に芸の引継ぎを行なっている。
二川歌舞伎は、同小が13年前から授業に採り入れ、芸を継承したもので、毎年秋の公 演の後には、公演を行なった6年生が次の継承者となる下級生を指導していくのが恒例 となっている。
地域の伝統を生かして活発な表現活動を促す、同小の取り組みはとても 興味深い。
2002.03.12
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総合的な学習の集大成として創作劇を上演(岡山)

  総合的な学習の時間で学んできた歴史学習の集大成として、岡山県川上村の川上小の6 年生26人が12日夜、同小の体育館で史実を元にした創作劇を上演する。
これは昨年4月から総合的な学習の時間で進めてきた地元の歴史研究の中で、戦時の悲惨な事実を 知った子どもたちが「1人でも多くの人に戦争の悲惨さを知ってもらいたい」と感じた ことから始まったもので、2月上旬から放課後などを使って練習を行なってきた。
この ように他の教科学習の一環として演劇が絡んでゆく方法は、子どもたちとっても高い動 機付けを与えることになるユニークな方法だといえるのではないでしょうか。
2002.03.11
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高校などの教員補助員には教員資格は必要なし(静岡)

外国人生徒の日本語指導や、学校独自のホームページの作成を補助するなど、学校ごと にそれぞれ必要な人材をハローワークを通じて求人する「教員補助員」の制度が、新年 度よりスタートする。
この補助員には教員資格は必要なく、どのような人材を求めるか は各学校に委ねられるため、学校側の方針しだいでは、幅広い人材が学校現場で活躍で きるようになりそうだ。演劇関連の人材が多く求められることを期待する。
2002.03.06
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県立美術館が、高校生以下を入場料無料に。(和歌山)

和歌山県の県立近代美術館と県立博物館では、4月より高校生以下の入場料が無料とな る。これは新年度からの完全週5日制・総合的な学習の時間の導入に対応したもので、 高校生を対象にした無料開放は全国的にも珍しいケース。
若年層への関心を高めるため のこういった施策が、美術館・博物館などでは多く行なわれているのに対し、演劇鑑賞 における劇場などでは今だにほとんど見られないことに、私たちはもっと危機感を感じ たほうがいいのではないだろうか。
2002.03.06
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4月から、地元の芸術家たちが小学校の教壇に(茨城)

茨城県の東海村では、子どもたちの表現力アップを促すため、芸術家や研究者など民間 の専門家を“先生”として招く制度が新年度からスタートする。図画工作、音楽、理科 の3教科にそれぞれ1人ずつ、計3人を非常勤特別職員として採用し、3人がそれぞれ、 曜日ごとに村内の全6小学校を回り、各校で1クラスにつき2週間に1回程度のペース で授業を行っていく方針。
さらに、一般教員への実技講習も行う予定で、芸術分野の授 業の質の向上につながるものと期待が高まっている。こういった取り組みが今後ますま す活発になり、演劇の分野にも反映されてゆくことを願ってやまない。
2002.03.04
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「そごう」の元社長が県立高校の校長先生に合格。(奈良)

奈良県の教育委員会は、全国では初めて県立高校の校長先生を民間から公募した。そし て、先月の28日、経営破たんで閉店した元奈良そごうの社長、榎本健志さん(54) ら2人を、来月1日付で採用すると発表した。
これまでビジネスの世界で活躍してきた “異業種”校長の登場により、今後、さまざまな異業種の人材が教育現場に参入してく る可能性も考えられ、指導者不足の演劇教育にも多くの人材が流れ込んでくるのではな いだろうか。
2002.03.01
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教育新世紀




パソコンソフトを使って子どもたちに合唱指導(富山)

先月の21日、富山県の蜷川小学校では、パソコンを使ったユニークな音楽授業が行わ れた。文部科学省が開発した音楽支援ソフト「オンライン音楽室」を使って、パソコン から流れる音源に合わせて子ども達がパートごとに合唱練習をしてゆくというもの。
これは新年度からの新学習指導要領により、音楽の時間が大幅に削減される中、授業の 効率化、スピード化に役立つと注目を集めている。身の回りのものが急速にIT化されて いる今、授業でもどんどんIT化が進むのは自然なことだ。
しかし、それに伴い人と人と のダイレクトなコミュニケーションは徐々に失われてゆく。だからこそ演劇教育の潜在 的なニーズは今後ますます高くなってゆくのではないだろうか。
2002.02.26
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