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ワークショップに関わる様々なニュースをいち早く、わかりやすくお伝えいたします。
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4月28日、NHKの討論番組に出演した遠山文部科学大臣は、新学習指導要領について述べ、全国
的な学力調査を毎年実施し、効果を継続して検証しながら必要があれば見直すことも含めて柔軟に対
応すると述べた。これは学習内容の3割削減や完全週5日制により学力低下を心配する声に配慮した
ものといえる。 新学習指導要領の実施により世間では不安の声が大きい。そして、それに対する対応策ばかりが取 りざたされている昨今。しかし、この新指導要領の根本となる学習のあり方そのものを変えて ゆこうとする姿勢やそれに対する具体的な青写真が述べられることは少ない。 確かに現実的な対応策も必要ではある。だが、一方で新しい指導要領が中途半端なものにならない ためにも、先を見据えた前向きなビジョンをもっとアピールしてゆく必要もあるのではないだろうか。 |
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2002.04.30
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NHKニュース |
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4月25日の毎日新聞では、栃木県の宇都宮中央署の警察官とボランティアグループのメンバーによ
る「うるわし劇団」の活動が紹介されている。 この劇団は昨年4月に結成され、年数回、高齢者を対象に演劇を織り交ぜた交通安全教室を行なっ ている。記事には、高齢者にもわかりやすい言葉使いに気を配り、地元の話題を取り入れて 笑いを誘うなど、団員たちの伝えるための工夫が紹介されており、いかに高齢者とコミュニケート するかを積極的に考える警察署員の姿が垣間見える。 演劇とは、人と人とがその場でコミュニケーションを楽しむ娯楽であり、そのわかりやす さは世代間の交流を深める意味でも有効である。芸術・娯楽としてだけでなく、コミュニケーション のツールとして、演劇が今後より身近に浸透してゆくことを期待する。 |
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2002.04.29
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毎日新聞 |
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民間調査機関「ヒューマンルネッサンス研究所」では、日本とオランダの中学1年生を対象に
教師や両親との関係、将来の展望など、彼らを取り巻く社会との関わりについてのアンケー
ト調査を行なった。 その結果、教師や家族を信頼している子どもは、日本はオランダに比べ半数近く少なく、他 者との信頼関係を築けずにいる日本の子どもの姿が浮かび上がった。 研究所では「大人社会の“暗さ”が影を落としているのでは」と調査結果を指摘している。 だが、一方でコミュニケーションの問題も指摘せずにはいられない。 「以心伝心」という言葉があるように、日本人は心を通わせることに特別な習得はできな いと考えがちである。しかし、海外では演劇教育などを通じてコミュニケーション能力を高め ることに積極的である。知識偏重に陥ってしまう日本の教育だが、コミュニケーションもひと つの能力として合理的に捕らえてゆく姿勢がもっと必要なのではないだろうか。 |
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2002.04.26
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教育新世紀 ヒューマンルネッサンス研究所 |
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宮城県の生活文化課は今月から、県内の文化・芸術関連情報を提供するホームページ 「みやぎ 文化情報データベース」を立ち上げた。このサイトには宮城ゆかりの芸術家たちの情報や、作 品発表の場となるギャラリーやホール、コンテストの情報、そして各種教育機関、支援団体の 情報が掲載されており、これによって文化・芸術活動のより一層の活性化が期待される。 これから何かを始めようとする人にとって、情報は豊富であればあるほどありがたいもの。 まだ決して多くの人に親しまれていない演劇教育も、より多くの情報を一般に広く公開することで、 その活性化に繋げてゆきたい。 |
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2002.04.25
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みやぎ文化情報データベース |
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今年度から大きく変わった教育の状況を知ろうと、読売新聞社が全国の親子188組を対象にアン
ケートを行なった。その中で、55%の親子が学校や町内会から休日の活動についての情報
提供を受けていないと答えており、土曜日の過ごし方について情報が不足している現状が
明らかになった。 学校の完全週5日制を受けて、今各地で様々な活動が展開されようとしている。しかし、全 体的にはその数はまだ少なく、それらの情報を流通させるためのツールもまだしっかりと整 備されていない状況のようだ。 今後は活動自体の充実はもちろんのこと、情報流通の活性化にも力を注ぐ必要がありそうだ。 |
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2002.04.24
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教育新世紀 |
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4月21日、全国初のダンス単科専門学校となる福島ダンス専門学校の開校式が行なわれた。
この学校はダンスを通じて社会に役立つ人材の育成を目的としており、ダンス実技はもちろんのこ
と、幼児運動・運動福祉などの指導者として必要な知識・理論の習得も行なえる。
また、同校には資格取得試験制度が導入されているため、健康運動実技指導者、レクリエーションイ
ンストラクターなど、ダンスを職業として考える人への教育環境が整っているのも大きな特徴だ。 ダンスや演劇などのいわゆる“芸ごと”は、これまで社会的な職業としての認識がほとんど持たれて いなかった。しかし、心身の健康や教育の問題が叫ばれる今、社会の中で果たす役割とニーズは確実に 広がっている。そんな中で、あくまでも社会に役立つ人材育成を目指す同校の方針はかなり今日的なも のと言えるだろう。 多くの人材が未だにアマチュア・ボランティアの状態にある演劇の分野にも、このような受け皿とな りうる学校が作られることを願ってやまない。 |
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2002.04.23
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福島民報 福島ダンス専門学校 |
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青森県教育委員会は本年度から、低下傾向にある子供たちの体力向上を計るため、教員たち
にむけての体育実技の研修を開始する。これは子供たちが運動に親しみやすい環境を整
えることで、体力づくりを進めることを狙いとし、まずは先生たちの資質向上を計ろうとい
うもの。2004年度までの3年間で、県内の225校から450人の先生がこの
研修を受ける予定。 子供たちと身近に接し、大きな影響を与えている現場の先生たちも、実際に指導する上では 多くの悩みを抱いている。特に総合学習の分野ではそれぞれの先生たちの裁量ひとつにその 成果が委ねられており、そのバックアップの乏しさが度々問題となってきた。 最近は演劇の分野でも教員向けのワークショップは少なくないが、今後はこうしたバックアッ プシステムの充実がより必要となってくるだろう。 |
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2002.04.22
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東奥日報 |
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4月20日、神奈川県川崎市にて、教育改革を目指す教師を支援するNPO、ライフスキル・ボランティア・グループが、「感情教育」についての研修会を開催する。 感情教育とは耳慣れない言葉だが、アメリカで30年前から実践されている教育プログラムであり、道徳的なヒューマニズムに心理学・脳科学など科学的な知見を取り入れて、子ども達に自分の感情といかに向き合うかを教えてゆくというもの。研修会ではこの感情教育についての様々なエクササイズが紹介される。 友だちと本音で話ができない、すぐ「キレル」など、今、子ども達の感情は確実に荒廃している。そうした中で、子ども達に感情を自己管理し、マネージすることを学ばせるのは非常に大事なことである。そして、そうした教育を行なう上で、演劇教育は親しみやすく楽しめる教材として、今後活用されるのではないだろうか。 |
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2002.04.20
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ライフスキル・ボランティア・グループ |
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千葉県ではこの5月から、千葉市内の小学6年生の全クラスを対象に、民間委託の外国人講師による
英語の授業を行なう。ついつい日本語に頼ってしまう日本人講師に代わって、日本語を一切使わない
授業を行なうことで、コミュニケーションを重視した英語教育を行なうことが狙い。学校授業の民間
委託は全国でも珍しいケース。 この授業で何より注目したいのは、文法や作文など知識を教えるのではなく、歌やゲーム、寸劇を行 ないながら、異文化理解・表現力の向上を計ろうとしている点。あくまで英語教育でありながら、そ の方向性は演劇教育が目指しているものと大きく似通っている。総合学習が導入され、学習のあり方 が多様化する中、演劇教育も様々な教科とスクラムを組みながら実施されるケースが今後は多くなる のかもしれない。 |
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2002.04.18
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毎日新聞 |
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現在100万人を越えると言われ、社会問題化している引きこもり。その引きこもりについての
調査結果が16日、明らかになった。調査によれば、引きこもりの約8割は男性で、平均年齢は
26.6歳。20歳代が約6割を占め、30歳以上も約3割に上るという。 成人後もなお社会とコミュニケートできずにいる多くの人達。その大きな要因として、これまで の教育のあり方を無視することは出来ないだろう。そして、「ゆとり教育」が掲げられ、心の教 育に目が向けられ始めた今、演劇教育が担うべき役割は大きい。 自らの身体と言葉で表現することで、人に何かを伝える楽しさを知り、演じることで相手の気持 ちを知ろうとする。演劇教育には、人とかかわる楽しさを実感できるたくさんの要素がつまって いる。その素晴らしさと有効性を1人でも多くの人が理解し、体験すれば、こういった状況も改 善されていくはずである。 |
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2002.04.17
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毎日新聞 全国引きこもりKHJ親の会 |
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新学期はじめての土曜日となった13日。山形県村山市では、地元の劇団赤ひげが児童劇団を発足、地区公民館で入団式が行なわれた。 「むらやま児童劇団」と名付けられたこの劇団は、学校の完全週5日制に伴い劇団活動を通じて子ども達の可能性を広げてゆくことを目的に作られたもので、 定期公演に向け毎週土曜日に練習が行なわれる。また芝居の練習以外にも、キャンプ、観劇、ボランティア活動なども行ない、劇団を通じての情操教育を 積極的に行なってゆく方針だ。 土曜日が休みとなりその使い道が問われる中、今回のような取り組みが劇団の側から行なわれることは、しごく当然の流れといえるだろう。これにより劇団と いう存在自体が、今後地域密着型の存在として市民権を得てゆく可能性も考えられ、この先どのような形を模索してゆくのか、その動向を見守ってゆきたい。 |
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2002.04.16
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皆さんは、老人施設や障害者施設の入所者が、動物とふれあうことで症状の改善を図る、アニマルセ
ラピーというものをご存知だろうか?4月11日の毎日新聞には、このアニマルセラピーについての
実態が報告されている。 アニマルセラピーは、有効性が実証されたことで全国各地で行なわれるようになった。しかし、的 確な知識に乏しく、しっかりした適性基準もないために、各地でトラブルが起こっているという。 この話題、一見、演劇教育とは何の関係もない記事のようにみえる。 しかし、教育的な有効性が叫ばれながら、体系的なメソッドが確立されず、社会的に一定の理解と 共感を得ることができない状況は、アニマルセラピーの問題点とあまり変わりはない。確かにどちら も、「人」や「心」を扱うデリケートな分野ではある。しかし、だからこそ科学的で合理的な方法論とい うのは、今後、是非とも必要となってくるのではないだろうか。 |
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2002.04.15
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京都府の和知中学校で、4月10日、和知太鼓や人形浄瑠璃など伝統芸能の練習・発表の
場として使える「カルチャークリエーションセンター」がオープンした。 このセンターの面白いところは、伝統芸能の稽古場となるドーム型の一室を、平日は全校生徒と教 職員の「ランチルーム」として使用している点。地元の木材を使用した木造建物の中で、生徒と先 生が一緒になって給食を楽しめるのだ。 伝統芸能の稽古場と聞くと、なにかと仕来りにうるさく堅苦しいイメージを持ってしまいがちだ。 しかし、こんな身近な使い方をするだけで、伝統芸能への理解と親近感はずっと増してゆくだろ う。日本には演劇の源流となる様々な伝統芸能がある。しかしそれらが今ひとつ現代の私達に根付い てこないのは、こうした身近でざっくばらんなスタンスにかけていたからではないだろうか? |
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2002.04.12
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東京都の石原慎太郎知事は、4月5日の定例記者会見で、アニメの歴史や新しい作家を紹介する場と
して、台東区上野にある東京都美術館を活用してゆきたいと発言した。昨今のアニメ人気とその需要
の高さから「アニメを通じての情操教育を」と意欲を見せている。 教育とはつまり、知識・技能・人格形成の面で、未来を担う子ども達がいかに豊かになれるよう導い てゆけるかということ。そして豊かになってくれるのであれば、その手段がどんなものであるかは、 本来それほど問題ではないはず。しかし、実際にはそれがいかに品行方正なプロセス、手段で あるかばかりに目がいっているのが現状である。 そして、残念なことに演劇教育においてはその傾向は特に強い。教育的に適当な演劇、道徳的で無害 な表現。そんな中で子ども達の生き生きとした豊かさは失われてはいないだろうか? 今回の石原都知事の発言。その柔軟さを私達も見習う必要があるだろう。 |
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2002.04.12
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| 2001年度の高校教科書検定で、直木賞作家、山田詠美さんの小説が、「子供の健全育成への配慮に
欠ける」という理由で、別の作家の作品に差し替えられていたことが明らかになった。10日付け
の毎日新聞がそのことを報じている。 問題となった小説は、山田さんの実体験をベースに描かれた作品で、決して差別を容認するような 内容ではない。しかし、それにもかかわらず、ある女子生徒を「馬鹿」と指摘する箇所に、“差別 的な表現への配慮に欠ける”として、教科書から削除されたしまった。 詳細は毎日新聞を是非参照いただきたい。正直あきれるとしか言いようのない結果である。 今子ども達の間で「馬鹿」という言葉がどれだけ使われているだろう?そこにどれだけ差別的な意 味が込められているだろう?そんな事実に蓋をすることが「子供の健全育成」になると本当に思っ ているのだろうか。大いに疑問である。 しかし、悲しいことだが、演劇教育の病巣もまた同じだと言える。 教育的に「適切」な表現にこだわるばかりに、人間としての素直で正直な感情を表現として認めて こなかった。それが、今の学校演劇のつまらなさにつながってはいないだろうか? |
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2002.04.10
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| 新指導要領の実施で、現場の先生たちは一体どんなことを考えているのだろうか? 教育情報サイト「教育新世紀」では、小・中・私立・塾から、それぞれ現場の先生をお招きして の座談会の模様が掲載されている。 学力低下を心配する保護者からの不信感。変えるだけ変えても現場へのバックアップを行なわな い国の対応。座談会からは、頭をかかえる教育現場の姿が垣間見える。そして、総合学習の効果 を認めながらも、支援のなさから教員たちの暗中模索に学習の成否が委ねられる現状に、反発を 募らせる中学校教師の意見は特に興味深い。 演劇をどう指導していいかわからない。そんな先生たちをしっかりと支援するシステムがない。 演劇教育がなかなか根付かない理由もまた、この中学教師の指摘している点と同じである。 そんな教育環境を打開するため、私たち演劇サイドができることはたくさんあるのではないだろ うか。 |
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2002.04.09
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| 4月8日、全国の多くの小中学校で始業式が行なわれた。新学習指導要領の導入により、学
校教育が大きく変わろうとしている今年度。子ども達を取り巻く環境は今、大きく揺れ動いて
いる。 神戸新聞では連日、完全週5日制の導入、学習内容3割削減などから、子ども達の学力低下 への懸念が広がり、様々な現象が起きていることを伝えている。 教科書を扱う出版社には、学校側から前年度の旧要領の教科書の注文が相次ぎ、学習塾では 学力低下の不安を材料に刺激的な宣伝合戦が過熱している。 「ゆとりの中で自ら考える力を育てる」これが新指導要領の当初の目標である。そして、それ は「自ら表現する力を育てる」演劇教育の目標ともそのまま一致する。確かに多くの矛盾と不 安を抱えている新要領ではあるものの、掲げた理念だけは絶対に曲げて欲しくないものである。 |
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2002.04.08
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神戸新聞「加熱、宣伝合戦」
神戸新聞「学力維持にあの手この手」 |
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今年度より、東京都国立市の市立小学校5校で、一学級20人程度の少人数指導が導入される。
これは主に算数の授業を対象にしたもので、30人前後の学級を20人程度まで減らし、より
手の行き届いた授業によって、基礎学力の向上を目指すというもの。国立市内では全8校のうち
半数以上の5校がこの少人数制を取り入れることになっており、授業日数の削減から懸念され
ている学力低下の対応策として注目が集まりそうだ。 演劇教育は、子供たちそれぞれの素直な表現を認めるところから始まり、ひとつの決まりきった 答えを持たないところにその良さがある。だからこそ、指導する側のきめ細かい指導が可能 となる少人数指導の導入は、演劇教育の活性化にも繋がることになるだろう。 |
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2002.04.05
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よみうり教育メール |
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どうやらこの春から、授業を告げるチャイムの音が聞こえなくなる学校が増えそうだ。 4月4日付けの神戸新聞によると、今年度から従来の45分授業(中学校ならば50分)以外にも、 15分〜90分単位で様々な授業時間を設ける学校が急増するらしく、それぞれの授業の妨げになら ないよう、学校ではチャイムを鳴らさない傾向が強まっているという。 また、年間を通じて固定した時間割を組まずに、学習進度に応じて週ごとにカリキュラムを組み変え る学校も増えるなど、学校現場は大きく様変わりしていきそうだ。 かつて学校を卒業し、チャイムの音を懐かしく思う大人たちには、少し寂しい話かもしれないが、時代に 合わせて変化が訪れるのは当たり前の話。演劇も従来の「学芸会」的な発想から飛び出し、時代に合っ た新しいあり方を模索しなければならない。 |
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2002.04.04
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近年、社会的にも話題になっている「性同一性障害」。この障害をテーマにした作品を上演する劇団
「トランス☆プロジェクト」が、4月4日より公演を行なう。 98年より活動を開始したこの劇団には、障害の当事者も参加しており、演劇活動を通じてこの障害の問 題提起を積極的に行なってきている。 演劇は、人それぞれの「身体」と「声」をひとつの個性として表現するメディア。「身体」と「声」に大 きな悩みを持つ、この障害の問題提起には、演劇はこの上ない表現媒体と言えるだろう。 |
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2002.04.04
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トランス☆プロジェクト・ホームページ |
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埼玉県久喜市の東京理科大学経営学部では、今年度から小中学生を対象にした起業家養成
学校をスタートさせる。これは、学校の週5日制をにらんで、土・日曜日に大学の構内を
開放して行なわれるもので、子供たちに将来、起業家として活躍するために必要な知識・
技術を教えてゆく。コースは小学5・6年生と中学生の2つに分かれ、英語・パソコン・ナ
レッジ(知識)など、3つの内容で講義を進めてゆく。 今年度から始まる新指導要領によって、これまでの偏差値教育から子供たち自らが学ぶ学習環 境の中で、これからの演劇教育のあり方も問われてきそうだ。 |
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2002.04.03
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アサヒコム |
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「10代前半にテレビを見る時間が長いほど、後に暴力行為や攻撃的行動をする可能性
が高くなる」そんな調査結果をアメリカの研究グループが発表した。これは1975年
から、当時1〜10歳だった子供707人を追跡調査してまとめたもので、家庭環
境などテレビの視聴以外の要因も考慮に入れた上での分析結果である。 現代人はテレビを含め、多くのバーチャルな情報に取り囲まれている。そしてその中で、 人間に必要な生でダイレクトな感覚が、徐々に希薄になってきている。人間には、そ の場でライブに接するからこそ沸いてくる感情や思いというものがある。そういう生の 感覚を私たち現代人は軽視しすぎではないだろうか? 演劇はテレビや映画を生にしただけ。そう思っている人は世間では意外に多い。しかし、その「だ け」が実は重要なのだ。演劇に携わる人間は、その利点をもっと自覚するべきだと思う。 |
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2002.04.02
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毎日インタラクティブ |
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| 4月2日、東京都豊島区の劇場にて、高校生による劇団「下町ハイジ」が公演を行なう。通常、高
校生の演劇公演の場合、入場料は無料にするケースが多い。しかし、この劇団では入場料を1000円
とする有料公演を実施している。そもそも学校の演劇部ではないため、劇場を借りる費用を補う目的が
あるそうだが、有料化することで、自分たちの表現、作品に責任を持ち、劇場に足を運ぶ人たちとの繋
がりを強く感じるようになったという。 演劇は全てが人間による「生もの」。しかも、学生主体であったり教育に絡むものとなると、とかく ボランティアに見られやすい。しかし、ボランティアだけでは、いいものはなかなか生まれにくい。採 算性を考えることで、演劇と社会との繋がりを感じるようになった今回の高校生の事例は、そんなこと を物語っているように思う。 |
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2002.04.01
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ポコ・ア・ポコ |
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