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演劇や教育、ワークショップに関するあらゆるニュースをお届けいたします。


若手音楽家を公立・私立の学校に派遣(埼玉)

  埼玉県では、改革政策局と文化振興課が中心となり、県内で活躍する若手音楽家を公立・私立の学校に派遣する事業に乗り出している。
かねてより新進芸術家の育成を目指してきた埼玉県では、若手に活動場所を提供しようと、1998年から34歳以下の若手音楽家向けのオーディション「彩の国アーティスト」を行なってきた。今回の派遣事業ではオーディション合格者33人を対象とし、学校からの依頼に応じて、演奏会や講義、レッスンなどを行なっていく。学校以外にも、PTAや子供会などがからの依頼も可能で、費用は1回5万円程度。選ばれている音楽家のレベルを考えれば、これは相場よりもかなり安いという。
文化振興課では「生の音楽を聴く機会が少ない子供たちにとって、文化体験の1つになれば」と話している。 若手芸術家にとっては芸術活動の拡大に繋がり、子ども達にとっては芸術に親しむ絶好の機会となる。このような事業が、他県へ続々と広がってゆくことを是非とも期待したい。
2002.09.30
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毎日新聞



LD・ADHD児童への理解を、教師対象にセミナー開催(山形)

  脳の中枢神経の機能障害により、日常生活に様々な支障をきたすLD(学習障害)とADHD(注意欠陥多動性障害)への理解を深めようと、来月より山形市にて教師を対象にしたセミナーが開催される。
LD・ADHD児童は、小学生では3〜5%の割合で存在し、外見からは判断しにくいことから、教師からも理解を得られず、学校内で孤立するケースが多いという。山形県では、97年度から小中学校の教師を対象に研修を進めてきたが、認知度はまだまだ低く、県の義務教育課は「教師の理解を深める必要がある」と認めてはいるものの、新たな対策は講じられていない。
そこで今回、障害を持つ保護者らでつくる親の会「ピーターパン」が、行政に先駆けてセミナーを開催することとなった。LD・ADHDについては、演劇教育の分野でも最近取り上げられることが多いが、両方の分野から共通するのは、その問題に対する行政側の腰の重さと、結局は草の根的な民間の活力に頼らざるを得ない閉塞的な現状である。このような状態が、一体いつまで続くのだろうか?
2002.09.27
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毎日新聞



「むら芝居」の全国レベルのサミット開催(兵庫)

  全国の農村で親しまれたきた「むら芝居」を保存、活性化しようと、10月13〜14日より兵庫県多可郡加美町にて「全国むら芝居サミット」が開催される。
同町の箸荷(はせがい)地区にある村芝居劇団「箸消興行」の呼びかけで始まったこの試みは、新潟県佐渡島の劇団など、既に全国各地の10団体以上から参加の名乗りがあがっている。村芝居の分野でこうした全国レベルの催しが計画されるのは国内では今回が初めてのこと。
「箸消興行」では、今春から芝居による村づくりを目指し「箸荷むら芝居保存会」を結成。村芝居を守るグループの情報交換の場をつくろうと、今夏からインターネットなどで全国へ発信してきた。 今回のサミットではグループ連携を目指し、「全国むら芝居ネットワーク」を立ち上げる。兵庫県の小さな集落の地域挙げた取り組みが、一体どんなネットワークを生み出したいくのか。注目したい。
2002.09.26
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神戸新聞
劇団 箸消興行
村芝居とは?



携帯電話の使い方めぐり高校生が10時間の討論(東京)

  教育専門サイト「教育新世紀」では、先月初旬に東京都内で開かれた「全国ユースフォーラム」で話し合われた、携帯電話を巡る高校生たちの10時間に及ぶ討論がレポートされており、興味深い。
今や若者の“必需品”となった携帯電話。その利便性から中学、高校生にも急速に広がっており、常に持ち歩いていないと落ち着かない「携帯依存」ともいえる症状が指摘されている。そうしたなか、「メールばかりしていると、自分を振り返ったり、ものを深く考える時間がなくなってしまう。」「携帯を使っているようで逆に振り回されているのでは」など、高校生たち自身も携帯電話との上手な付き合い方を模索しているようだ。
しかし、こうした討論は改めて現代の若者たちを取り巻く環境が大きく様変わりしていることを感じさせる。「友人といる時もメールを打ちっぱなし」「目の前にいる人と話すのも別の友人へのメールを打ちながら」実際そんな実態も報告されている。人と人とのダイレクトな触れ合いを促す演劇教育。そのニーズは確かに今、高まっているのではないだろうか。
2002.09.25
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教育新世紀



社会経験を子ども達に、社会人が教壇で熱弁(東京)

  普段、子ども達があまり接することのない様々な職種の人々が教壇に立ち、授業を行なう「KOTO寺子屋」が、18日から3日間、東京都江東区内の7つの区立中学校で開かれた。
これは「総合的な学習」の一環として、東京青年会議所(JC)江東委員会により初めて企画された。地域の商店主から、アナウンサー、パイロットまで、39業種、69人のボランティア講師が集まり、自分たちの仕事について実体験を中心に講義。普段授業では聞くことのできない実社会での体験談に、子ども達は熱心に耳を傾けていた。
子ども達にとって本当に必要な知識、学習とは何なのか?今、全国の学校で様々なアプローチによる授業が展開されているが、そんな中で学校側が、教える人材を学校の外に求めるケースも増えてきている。
今現在、演劇教育を支える人材は現場の教職員が多数を占めているがが、こうした学校側の取り組みは、これまで教育とは無縁であったプロの演劇人も演劇教育のフィールドに巻き込むきっかけを与えるはずであり、演劇教育全体の活性化にも繋がるだろう。
2002.09.24
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よみうり教育メール



小学生を対象に職場体験ホームステイを実施(茨城)

  干し芋づくりなどの職業体験を通して働くことの意義や地場産業への理解を深めてもらおうと、茨城県ひたちなか市は来月10月から来年2月まで、小学校高学年を対象に一泊二日の職場体験事業「わくわくライフ町内留学隊」を実施する。
この事業は、市内に住む小学生が数人ずつのグループに分かれ、農業や水産業を営む家庭に泊まり込み、仕事を手伝ったり体験談を聞きながら職業について学習する。同市の地場産業以外にも、民宿旅館や美容院、自動車整備工場など、様々な職業を体験できる。
今年度に入り、様々な形での職業体験の授業が全国の学校で取り上げられている。しかし、その多くが中、高校生を対象としたものであり、小学生を対象とした今回のひたちなかの事業は比較的珍しい。黒板を前にした学習だけでなく、こうした人との触れ合いを通した学習がもっと増えることを期待したい。
2002.09.23
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よみうり教育メール



小中学生の女の子に「プチ整形」が人気(東京)

  短時間で手術が終了し、やり直しが可能な美容整形手術「プチ整形」の低年齢化が進んでいるという。
プチ整形は、メスを使わない手術が中心。約1〜2年で元に戻ることが多く、これまでは20〜30歳代の女性が大部分を占めてきた。しかし、今年の夏に入り、小中学生の女の子の来院数が急増しているという。 東京都港区の十仁病院では、今年の7〜8月に10〜15歳の女の子、81人が美容整形手術を受けており、昨年同時期の46人の1・8倍、一昨年の30人の2・7倍となっている。大半は母親と一緒に来院しており、アイドルの切り抜きを持参して「パチッとくりくりした目」を求める患者が多いとか。母親たちは「子供のころから、かわいいほうが何かと有利」などと話しているという。
このような傾向に、子ども達の健康上の問題から警鐘を鳴らす関係者も多い。しかし、型にはまった美意識で子ども達本来の個性を歪めてしまうこと自体が実は最も恐ろしいことである。こんな時代だからこそ、人それぞれの個性の素晴らしさに立ち返ることのできる演劇教育の重要性を改めて感じずにはいられない。
2002.09.20
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毎日新聞



伝統家屋を会場にしたユニークな演劇祭が今年も開催(愛知)

  名古屋市内に現存する伝統家屋を会場に演劇公演を行なう「名古屋まちんなか演劇祭2002」が、今年も19日から開催される。
「名古屋まちんなか演劇祭」は、地域や建物が持っている歴史や物語を再発見しようと、98年にスタート。「まち」を主体に、その「まち」の空間に合ったものを上演することで、広く一般にその場の魅力を体感してもらおうという、他都市に例を見ぬ試みとして、海外からも高い評価を受けている。
5年目を迎える今年は、旧豊田佐助邸など3ヵ所を会場に13公演が行なわれる。演劇というライブな表現を通して、土地そのものの魅力を掘り起こすユニークなこの演劇祭。興味のある方は是非一度足を運んでみてはいかがだろうか?
2002.09.19
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毎日新聞



薬物乱用防止劇を県内20中学校で上演(栃木)

  覚せい剤など薬物乱用の低年齢化が進む中、怖さを知ってもらおうと、栃木県薬務課では、17日から県内の中学校20か所で、乱用防止を訴える劇の上演をスタートさせた。
栃木県では、昨年3月まで県警が小中高校を回り、寸劇を行うという同様の対策が行われてきた。今回の薬物防止劇にあたっては、宇都宮市の「劇団三十六計」に上演を委託。担当者は「視覚的に訴えることで、薬物の怖さを伝えられれば」と期待を寄せている。
人に何かを伝えるには、時に言葉以上に実際に体感、共感してもらうことが大事である。そういう時、同じ生身の人間がその場で感情をさらけ出す演劇という表現は、大きな意味を持つだろう。メッセンジャーとして演劇は今後、より大きな可能性を持ちうるのではないだろうか。
2002.09.18
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よみうり教育メール



子どもたちが「やる気」を起こすのは?(国立教育政策研究所)

  子どもたちが「やる気」を起こすのはどんな時か?
国立教育政策研究所では、全国の親子から、子どもたちが「やる気」を起こすきっかけとなったさまざまな事例を収集・分析した「学習意欲に関する調査」を発表した。
この調査は、昨年度までの2年間、東京都と岐阜県の小中高生1400人と、保護者1100人にアンケートを行い、教師も含めた一部からは聞き取りも行って実施された。他にも首都圏の塾に通う小中学生と教師計400人の意見も参考にしている。
肝心の中身であるが、家族のほめ言葉や励ましは効果的だが、よその子と比べるのは逆効果など、決して目から鱗というものではなく、逆に答えとしてはしごく真っ当なものばかり。
しかし、学習の内容よりも、子どもたちの動機や心に目を向けようとする姿勢こそが実は一番大事なのであり、子どもたちの自発的な意欲や意思を導き出す演劇教育の立場からすれば、教育に対するこうしたスタンスは、歓迎すべきものであると言えるだろう。
2002.09.17
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教育新世紀
「学習意欲に関する調査研究」



「舞踏」活動の拠点、アスベスト館が存続の危機(東京)

  世界的にも注目を集めるモダンダンス「暗黒舞踏」の本拠地として知られている、東京都目黒区の「アスベスト館」が、今、存続の危機に立たされている。
アスベスト館は、暗黒舞踏の創始者、土方巽(1928―86年)の活動拠点として、60年代の初めに誕生。かつては三島由紀夫、渋沢龍彦、池田満寿夫、唐十郎といった時代の寵児たちが集まり、芸術論を戦わせた場として知られている。
しかし、老朽化した建物を1988年に改築した際に多額の借金が発生、今回、抵当権を持つ銀行がそれを不良債権とみなし、アスベスト館の土地と建物を競売にかけることを決めたのだ。これをうけて、今年6月には支援実行委員会が発足。アスベスト館にかかわってきた人たちは今、各地で窮状を訴えている。
それがどれ程心を揺さぶる優れた芸術であったとしても、そこには必ず経済的な裏づけが必要な現在。舞台芸術に関わるものにとって、アートとビジネスの間でいかにうまくバランスをとってゆくかが、今、深刻で大きな課題だと言えるのではないだろうか。
2002.09.16
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秋田魁新報
アスベスト館



マクベスを秋田弁で?地域性を生かした初の試み(秋田)

  秋田弁でシェークスピア悲劇を演じる初の試み「男鹿のマクベス〜ナマハゲ寒風山にきたる〜」が、15日、男鹿市寒風山小展望台の特設野外ステージにて上演される。
マクベスの舞台となるスコットランドは、イギリスの北にあり、実は北東北の秋田弁にも通ずる柔らかい方言を持っている。今回の上演では、時代背景もシェークスピアが活躍した約400年前に設定し、同時代に秋田県に実在した豊島道季と秋田御前をマクベスとマクベス夫人のモデルとしている。道季は従兄弟に謀反を起こした人物として、マクベスに通じる点があるのだとか。さらに3人の魔女の代わりに3匹のナマハゲが登場。原作に忠実でありながらも地域性を生かしたオリジナリティあふれる舞台となりそうだ。
翻訳・脚本・演出を手がけたシェークスピア研究家の平辰彦さんは、「人のぬくもりが感じられ独特のリズムを持つ秋田弁で、シェークスピアの魅力を伝えたい。本場スコットランドのエジンバラ演劇祭でも上演したい」と意気込みを語っている。一体どんな舞台になのか。是非見てみたい公演だ。
2002.09.13
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毎日新聞



水に浮かぶ「潮来座」建設へ向け、資金捻出の興行続く(茨城)

  潮来市内を流れる大川に浮かべた船の上に舞台を組み、能や歌舞伎を上演する「潮来座」の建設資金を捻出しようと、「第5回船屋台 潮来座」の公演が、このほど、潮来市中央公民館にて行われた。
「潮来座」の構想は十数年前、同市出身の三味線奏者、本條秀太朗さんらが発案。設立準備委員会が中心になって、毎年興行を行なってきた。
当日は市川段四郎による歌舞伎をはじめ、本條さんの端歌、大蔵流の狂言などが披露された。同委員会委員の一人、坂本誠一さんは「江戸時代に潮来節が全国的に流行し、一世を風靡した。歴史ある水郷・潮来の文化を再び全国へ発信するため、全国にも例のない水に浮かぶ潮来座を創設したい」と意気込みを語っている。
全国には私達が知らないだけで、実に様々な文化・伝統が潜んでいる。これほどユニークな舞台が完成すれば、全国の衆目を集めることはまず間違いないだろう。いつの日か水に浮かぶ劇場で公演が見られることを心待ちにしたい。
2002.09.12
関連情報
毎日新聞



テロから1年、ブロードウェイにも活気戻りつつ(アメリカ)

  8日、ロイター通信は、昨年のアメリカ同時多発テロ事件の影響で観客動員数が落ち込んでいたニューヨークのブロードウェイが、事件発生から1年を目前に活気を取り戻しつつあると伝えた。
この夏最大のヒットは、ジョン・ウォーターズ監督の1988年の映画「ヘアスプレー」をミュージカル化した同名の舞台。関係者によると、同作の先週の興行収入は86万ドル(約1億円)を超えたという。
ブロードウェイ全体の観客動員数は昨年に比べ、このところは3%の減少にまで回復しているが、観光客減少の影響で、前売り券の売り上げが落ち込んでおり問題は未だ解決されていない。しかし、テロ直後の落ち込みを考慮に入れると、ゆっくりと回復に向かっているという。
世界中に衝撃をもたらした痛ましい事件から今日で1年。ブロードウェイに活気が戻ることで、事件でのショックから街が立ち直ることを願うばかりだ。
2002.09.11
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ロイター通信



紙芝居原画2000枚を発掘、演劇的な可能性を探る(宮城)

  仙台市内の演劇人たちが、今、街頭紙芝居の演劇的可能性を探っている。
実は仙台は、「黄金バット」や「ハリケンピーちゃん」など、関東系の紙芝居の最大の原画コレクション地。宮城県図書館には原画が約3万枚(203タイトル)収蔵されており、関西系の原画が集まっている大阪とともに国内最大量。今年初めには新たに2000枚が“発掘”され、現在「せんだい演劇工房10―BOX」にて、制作年月日や分類など目録のデータベース化が行われている。
「紙芝居は、一人芝居でもあり、寄席でもあり、大道芸でもあり、さまざまな見せ方がある。単に『懐かしい』という視点でなく、物語や美術、演技など一つ一つの動作や過程に考察を加えれば、時代に合った表現の多様な可能性が見えてくる」街頭紙芝居の表現形態を研究している鈴木佳子さんはそう語っている。
昔ながらの紙芝居の試演会に続き、10月には東京の現役紙芝居師の公演が企画されている。
演劇が盛んな仙台で、貴重な文化資料をどう演劇的に昇華させてゆくのか、注目したい。
2002.09.10
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河北新報



不登校の生徒が、演劇を通じてコミュニケーション(京都)

  不登校やひきこもりの若者を集め、自立と社会復帰への指導を行っているNPO(非営利組織)のフリースクール「みらいの会」が、今月の14・15日に、京都府東山区の東山青少年センターにて演劇公演「そして校庭を走った」を行なう。
同会では、「ひきこもる自分自身の弱さと闘い、自分の力で行動できないか」との思いから、99年より演劇活動を開始。これまでも日本各地や韓国で公演を行なってきた。
転校や学力低下などが原因で不登校になった若者らにとっては、他人と会って話すこと自体が極端なストレス。演劇の練習自体も決して順調には進まない。しかし「2カ月間、ともに苦しみながら1つのものを作り上げることで、必ず得るものはあるはず。」と代表の野田隆喜さんは語っており、今、本番に向けた稽古は大詰めを迎えている。
演劇を通じて、人と人とのふれ合いを取り戻そうとする試みは、今後、ますます活発になってゆくだろう。今回の公演終了後には同じ悩みを抱える生徒や保護者らを対象にした教育相談会も開かれる。興味のある方は一度足を運んでみてはいかがだろうか。
2002.09.09
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毎日新聞



ヘブンアーティスト合格者に山の手事情社が「劇」で登録(東京)

  東京都がアーティストに対して、指定区域での表現活動を認めるライセンスを発行する「ヘブンアーティスト」の合格者リストが、現在、同サイトにて掲載されている。
合格者リストはパフォーマンス部門(115組)、音楽部門(25組)に分けられており、パフォーマンス部門は大道芸人がほとんどの中、劇団である山の手事情社が、唯一「劇」という分類で登録されている。
山の手事情社は、「山の手メソッド」なる独自の方法論を用いて前衛的な舞台作品を発表し続けているカンパニー。9月9日(月)よりヘブンアーティストの活動は開始されるが、同カンパニーが今回のライセンスを得たことで、今後どのような形で活動を展開してゆくのか、注目したい。
2002.09.06
関連情報
ヘブンアーティスト
山の手事情社



保育園内の画像を保護者にネットで放映(青森)

  青森県八戸市の私立多賀台保育園では、「園内でどんな生活をしているのか知りたい」という保護者たちの声に応え、今月の2日から、インターネットによる園内映像の放映を始めた。
園内のホールと庭に固定式カメラを設置。さらに朝の会や遊戯など、行事の際には移動式のカメラを用い、園児たちの様子を放映していく。園児の家族など同園の関係者は、通知されたIDとパスワードを打ち込み、映像を見ることができるという。
今、様々な事件や問題がひしめきあい、疑心暗鬼な親御さんが多い中、この取り組みはかなり画期的なものと言えるだろう。しかし、テクノロジーの発達により便利になる一方で、人と人とのコミュニケーションが徐々にギスギスと希薄なものになってゆくという懸念はやはり拭い切れない。この画期的な試みが、家族と先生、そして子どもたちのコミュニケーションをより活性化させてくれることを期待したい。
2002.09.05
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よみうり教育メール



東京に続き、熊本でも大道芸人たちに出演許可証(熊本)

  熊本市では3日、市中心部の辛島公園を大道芸人や演奏家に開放する計画を発表した。
発表によれば、市は辛島公園にステージを造り、来年3月頃から月2回程度、週末に演技の場を設けるという。今年11月から出演希望者を募集し、オーディションに合格したものに2年間の出演許可を出す。今回の計画には、公演近くにある地場百貨店「熊本岩田屋」が来年2月に閉店するという背景があり、人の流れを取り戻すための対策案として、市側は期待を寄せている。
先日、ストリートパフォーマーへライセンスを発行した東京都に引き続き、熊本市でも今回のような優遇策。これらのことは、今後の街づくりのあり方が、建造物の建設などの物質的な面から、街を彩るために人を配するという、より人間的な要素へと、主眼を移してきていると言えるのではないだろうか。
2002.09.04
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くまにちコム



学校の校庭を芝生にしよう!第1モデル校で完成式(京都)

  小中学校の校庭を芝生にしよう!そんな取り組みが今、京都で進められている。
9月2日、校庭芝生化の第1モデル校である京都市右京区の嵯峨野小学校で、芝生になった校庭の完成式典が行われた。
この取り組みを進めているのは、京都市のNPO法人「芝生スクール京都」。環境・福祉の先進国である北欧の学校をモデルにして、環境改善を通して子どもたちの情操教育にも貢献できると、活動を展開している。
目の前の校庭が土から緑に変わるだけで、毎日の心持ちは確かに大きく違うはず。日本中の校庭が芝生に変われば、子どもたちへの影響力はかなりのものだろう。演劇教育と同様に、より心豊かに子どもたちが育めるよう、今後、芝生校庭のモデル校が第2校、第3校と増えてゆくことを期待したい。
2002.09.03
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くまにちコム
芝生スクール京都



東京グローブ座を、あのジャニーズが買収へ(東京)

  シェークスピア作品の上演や様々な海外劇団の招聘を行ない、財政難から今年の7月で休館となっていた劇場「東京グローブ座」を、どうやらあの大手芸能プロダクション、ジャニーズグループが継承することになりそうだ。
9月1日に朝日新聞が報じたところによれば、ジャニーズグループはすでに価格提示も行ないし、売買交渉は詰めの段階に入っているという。ジャニーズ側は新会社を設立し、経営に当たる方針で、英国のロイヤル・シェークスピア劇団(RSC)の招請など、従来手掛けてきた事業の継承にも配慮したいとの意向を示しているようだ。
これまでわりとマニアな演劇ファンにひっそりと親しまれてきた感のある劇場を、超メジャーな芸能プロダクションが引き継ぐ。いささか違和感を感じなくもないが、これにより演劇がよりエンターテイメントとして、多くの人々に親しまれるきっかけとなる可能性は充分にある。
何はともあれ、今後も良質な演劇作品を提供してくれることを期待したい。
2002.09.02
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朝日コム


 

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